患者さまに安心をお届けしたい。そんな想いで、自動精算機の導入へ。

患者さまに安心をお届けしたい。そんな想いで、自動精算機の導入へ。

宝塚こども歯科  理事長 歯科医師 神田 直大 様  院長 歯科医師 田中 克彦 様 

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宝塚こども歯科様は、どのような歯科医院なのでしょうか?

歯医者が苦手なお子さんも、楽しく治療を受けられるようにしたい。そんな想いで開院したのが、宝塚こども歯科です。キッズスペースを広めにとり、明るく開放的な空間にして、お子さんに喜んでいただけるような工夫をしています。もちろん子ども専用の歯科というわけではなく、小さなお子さんがいてなかなか治療を受けられないそのご家族にも気軽にお越しいただこうと、親子で一緒に治療を受けられるファミリールームもご用意しています。また、妊婦の方へ向けた治療やお年を召された方への訪問診療も行い、どなたでも安心して治療を受けられる環境を整えました。

お子さんやそのご家族に向けたサービスに力を入れているとのことですが、実際にどのようなサービスを提供されていますか?

保育士スタッフが常に二人いて、お子さんがいらっしゃったら名札代わりにシールを貼らせていただき、お子さんが何人いるのかをしっかりと把握します。そうして、お母さん、お父さんが治療を受けている間、保育士スタッフが責任を持ってお子さんをお預かりしています。月に一度は、保育士スタッフが企画するイベントも行っています。季節ごとの装飾を院内に飾って、クリスマスには紙人形劇を披露したり、節分には鬼のお面をみんなで作ったり。ご家族みんなで楽しめるような、さまざまな企画を考えています。今後は、虫歯予防や食育について楽しく学べるイベントも開催していけたらと思っています。

絵本やおもちゃがたくさんあるキッズスペースも、“楽しく治療を受けてほしい”という想いからされているサービスの一つなのでしょうか?

そうですね。お子さんには歯医者へ行くという認識ではなく、放課後に公園へ遊びに行くような感覚で来てもらいたいと思っているので、キッズスペースにはお子さんが楽しめるように250冊以上の絵本を用意しました。おもちゃは、世界中の優れたあそび道具を厳選しているボーネルンドの、木のぬくもりを大切にした知育おもちゃを数え切れないほど置いています。ここで遊びながら他のお子さんとお友達になって、何か気づきを得ることや学ぶことが少しでもあれば嬉しいですね。

自動精算機を導入された経緯について、教えてください。

歯科医院は、清潔であることが何よりも大切です。お子さんがいらっしゃることの多い当院では、特にお金を触る時には気を使っています。お会計をした後にスタッフが手を洗うことも対策の一つではありますが、それでは時間的なロスが発生してしまいますよね。そもそも、スタッフがお金に触らなくて済むような環境にできたら。そんな理由から、自動精算機の導入を決めました。

自動精算機を導入されて、どのように効果を感じていらっしゃいますか?

総合病院のような大型施設ではない当院に、自動精算機を導入するのはとても勇気がいりました。でも、クリーンな環境を保つためには導入して本当によかったと感じていますし、防犯の面でも役立っています。また、自動精算機があることで窓口のスタッフを一人か二人減らすこともできます。その分、患者さまへの対応にあてることができるのもいいですね。
患者さまを見ていても、お子さんからお年を召された方まで年齢に関係なくスムーズに操作されています。最近は総合病院で自動精算機をよく見かけるようになって、お年寄りの方は操作に慣れていらっしゃる方も多いようで、操作に問題を感じることはありません。お子さんに至っては会計のボタンを押したり、お釣りをとったりすることが楽しいようで、はしゃいでいる姿をよく見かけます。

その他に、宝塚こども歯科様ならではの取り組みがありましたら教えてください。

当院は、宝塚市の取り組みの一つである“赤ちゃんの駅”という無料で授乳やおむつ交換ができる場所として登録をしています。意外と授乳ができるスペースを貸し出しているところは近辺にないので、赤ちゃんを連れたお母さんに喜ばれています。
また、歯のフッ素コーティングや唾液検査を無料で行う取り組みも行っています。料金を無料にすることで、歯の状態を見てフッ素コーティングをした方がいいなと思った時に、迷わずフッ素コーティングを患者さまにおすすめすることができます。そうして患者さまには、浮いた分をご自宅でのセルフケアにあてていただきたい。お財布に優しく、誰もが気軽に受けることができる治療を提供し続けていきたいですね。

今後、宝塚こども歯科様は地域の方々にとってどのような存在になっていくのでしょうか?

なかなか歯医者に行きたがらないお子さんや、忙しくて治療を受けられないご家族など、さまざまな理由で困っている方に当院があることを知っていただきたいと思っています。そして、地域のみなさんにとっての“駆け込み寺”のような存在になっていきたいですね。「困ったら、宝塚こども歯科に」と言っていただけたらと思っています。将来的には、お子さんが放課後に気軽に遊びに来ることができて、家庭教師に見守られながら宿題をすることができる。そんな場所にもしていけたらと考えています。
そして、自動精算機を導入することによって生まれたスタッフの時間を、もっと患者さまとのふれあいの時間にあてていきたい。便利な世の中にいると忘れがちな人と人とのつながりを大切に、地域のみなさんが自然と集まってくるようなコミュニティーの場を目指していきたいと思っています。