積極的にデジタル化を進め、患者さんにも職員にも優しく快適な医療機関を目指す。

積極的にデジタル化を進め、患者さんにも職員にも優しく快適な医療機関を目指す。

運営企画部医事担当 新井 葉月様 運営企画部医事担当 課長 鶴田 崇様 運営企画部情報システム担当 西内 静流様

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NTT東日本 関東病院様について

NTT東日本 関東病院様の理念についてお聞かせください。

「NTT東日本の社会的貢献の象徴として、医療の提供を通して病院を利用されるすべての人々、そして病院で働くすべての人々の幸せに尽すこと」。これが私たちの掲げる確固たるミッションです。「人と、地域と、“つながる医療”」をモットーに、患者さんやご家族に安全・安心な医療をお届けするとともに、地域医療支援病院として地域のクリニックからも頼りにされる医療機関であることを目指しています。地域の中核病院として多くの診療科を持つ総合病院として、「低侵襲医療」や「がん医療」にも力を入れています。

貴院ならではの特徴や強みはどのようなところにあるのでしょうか?

NTTグループの一員であるということは、私たちの大きな強みです。グループ会社の中には医療機器を取り扱っている企業もあり、ヘルスケアに関する先進技術やソリューション、最近であればAIを活用した診断補助システムなど、いち早く提案を受けたり、取り入れることができたりしています。例えば、整形外科では人工関節の手術で手術支援型ロボットアームを導入していますが、ロボット手術は機材とそれを扱える人材が揃ってはじめて医療として提供できるものです。当院ではグループのシナジーにより、先進の機材と情報システムに精通した人材の両方を揃えることができています。

アルメックスの製品について

アルメックスの受付機、自動精算機を導入された背景についてお教えください。

きっかけは2020年3月の医事会計システムの更新でした。その際にシステムと連動している周辺機器である受付機や精算機も一緒に更新することになったのです。


昨今あらゆる業界で叫ばれているDXですが、医療業界についてはその流れに大きく乗り遅れている感覚があります。収支構造的に診療報酬が基本となっており、自由競争の生まれにくい業界であるため、デジタル化への投資は必然的に優先度が低くなりがちなのだと思います。しかし、当院ではデジタル化によって業務の効率化や待ち時間の削減など、職員と患者さん双方の快適を生み出すことができると考え、DXを推進する部署を新設。今回のシステム更新のタイミングでもその点を重視して受付機、精算機の見直しを行いました。

さまざまなメーカーが端末を提供している中、なぜアルメックスの製品が選ばれたのでしょうか?

当院としては、保険証の読取ができて、なおかつ拡張性が高く、今後新たに生まれるニーズにも対応できる柔軟性のある製品を導入したいと考えながら、国際調達の仕様書を作成していました。入札の結果、その仕様に合致したのがアルメックス社の製品だったのです。今回導入した受付機「Sma-pa TERMINAL」は他社の製品よりも拡張性が高く、今後新たに生まれるニーズにも対応できる製品でした。

導入効果について

実際に設置、利用してみた感想はいかがですか?

以前から受付機や自動精算機は設置していましたので、職員も患者さんも大きな混乱はなくスムーズに移行することができました。使い方はこれまでと多少異なるため、導入当初は職員がサポートにつきましたが、3ヵ月ほどで多くの方に慣れていただけました。操作がシンプルなので、職員が説明して一度使ってもらえれば、次回からはみなさまお一人でお使いいただけています。


特に自動精算機については、これまではクレジットカードを利用できる端末が1台しかなく、そこに長蛇の列ができてしまい患者さんをお待たせしてしまっていました。そうした実情を踏まえ、今回導入した自動精算機「TH-Z」と窓口精算機「HPW-8700」は全台クレジットカード対応にしました。そのおかげで全体の約4割、入院患者さんでは約5割の方がクレジットカード払いとなり、会計の待ち時間を軽減することができ、患者さんから「会計の待ち時間が長い」というご意見をいただくこともなくなりました。

長蛇の列が解消されたことで、コロナ禍における密も防げますね。

待ち時間が長いとそれだけ患者さんが密集してしまうことになるので、感染症対策でも大きな効果を発揮しています。
また、今回病院外来アプリ「Sma-pa」も導入しています。こちらは院内の既存の待合番号表示システムと連携して、順番の来た患者さんのスマートフォンに通知するもの。こちらをご利用いただくと患者さんは待ち時間をどこで過ごしていただいてもよくなり、待合室の密集も防ぐことができています。

コロナ禍においては長時間院内で過ごすことを不安に思われる方もいらっしゃるので、ご自身の車の中でお待ちいただいたり、食堂でお食事しながらお待ちいただいたりすることもできます。また、これまでは番号をお呼びしても患者さんがいらっしゃらない場合、職員が患者さんを探し回っていましたが、このアプリの導入でその稼働も軽減されました。

導入後に運用を変更した事例についてお教えください。

これまで夜間に救急外来に来院した患者さんの支払い方法は窓口での対面対応のみでしたが、導入した自動精算機は24時間稼働が可能であったため、委託している事務当直者の現金の取り扱いリスクや日々の出納業務の削減、支払いにおける利便性向上目的に自動精算機の稼働時間を24時間運用に変更しました。

今後について

DX化に関する今後の展望をお聞かせください。

現在、初診の方の予約は電話のみの受付となっているため、アプリを使った予約システムを作りたいと考えています。
当院には治療に関するお問い合わせや体調不良のご相談など、いろいろな内容の電話がかかってきます。そのため、予約をとるためにお電話されてもなかなかつながらないことが多く、かけ直していただくお手間をとらせてしまっています。実際受付の電話は鳴り続けていることが多いため、まずは予約だけでもアプリで行えるように、アルメックス社に予約システムサービスの相談を進めています。
できるところから一つずつデジタル化を進め、地域のみなさまにとって、もっと快適で便利な医療機関でありたいと思っています。

導入事例